「NOBORI」はIT技術によって、画像などの医療情報を安全に保管・利用できる新しいクラウドサービスです。検査画像をはじめとする大容量の医療情報を医療機関の外部にあるデータセンターで安全に管理します。
必要な時にいつでも参照、共有、利用でき、PACSという言葉に統合されるさまざまなソフトウェアや機能をクラウド環境でご提供いたします。
データセンターは二拠点に設置、それぞれで二重に保管することでデータを安全にお預かりします。さらに費用は月々の使用料のみで、初期投資は不要です。
クラウドを意識させないスムーズな操作感とスピードで、必要な時に必要な情報にアクセス可能。基本アプリケーションは基本契約に含まれているので、ライセンス数を気にすることなく必要な機能をお使いいただけます。
暗号化と秘密分散(データ分割)処理をした上で、安全な形で広域のネットワーク上に送信・保管され、個人の診療データ、プライバシー情報は確実に守られます。
「NOBORI」のシステムは、堅牢なセキュリティを実現し、厚生労働省などのガイドラインに準拠しています。データを東日本と西日本の二拠点で多重保管するデータセンターは、PAS99、ISO9001、ISO14001、ISO2000Q、ISO27001に加え、FISC準拠認証を取得、24時間365日有人受付・生体認証とカードシステム認証による最新鋭のセキュリティシステムで監視されており、病院・医療機関からお預かりしたデータを安全に保管します。
「NOBORI」サービスでは、大型のサーバ機を病院・医療機関内に設置する必要はありません。設置するのは“NOBORI-CUBE”と呼ばれる、コンパクトな専用アプライアンスサーバのみ。
“NOBORI-CUBE”の種類と数を調整するだけで、大規模病院からクリニックまで、様々なスケールのシステムが構築可能です。
専用のアプライアンス“NOBORI-CUBE”によりシステム構築します。病院規模に合わせてCUBEを必要数配置します。ストレージにはSSDを採用し、耐障害性 に優れます。
HIS情報と連携し、データセンターにあるデータを事前に取リ寄せる"Smart-Retrieve"機能を実装しています。過去検査画像もストレスなく参照可能です。
データは東日本/西日本2拠点のデータセンターで多重管理します。またデータは暗号化および秘密分散の方式によりデータの安全性を約束します。
NOBORI-CUBEをレンタル機器としてご提供することで、初期投資ゼロを実現します。将来的な拡張も契約プランの変更のみとなり、数年ごとのサーバの買い替えも不要になります。
各施設のシステム稼働状況を常時監視しています。障害を検知した際にはデータセンターよりNOBORIサポートセンターに通知され、問題解決を図ります。
関連施設との患者データ・症例データの共有など施設を横断した情報連携、遠隔読影やモバイルでの情報参照など のサービスのご提供も可能です。