2026.03.02プレスリリース

群馬大学医学部附属病院、患者のスマートフォンで電子カルテを閲覧できるサービスを開始
~ 患者参加型医療の理念をデジタル技術で推進 ~

PSP株式会社(所在地:東京都、代表取締役:依田佳久、以下「PSP」)と国立大学法人 群馬大学医学部附属病院(所在地:群馬県前橋市、病院長:齋藤 繁、以下「群馬大学病院」)は、患者さんが自身のスマートフォンで群馬大学病院の電子カルテ情報を閲覧できるカルテ共有サービスを、2026年3月2日(月)より開始いたしました。
本サービスは、PSPが提供するPHR(パーソナルヘルスレコード)アプリ「NOBORI」を基盤に両者で共同開発したものです。従来の検査結果や画像に加え、医師の診療録、看護記録、薬剤・リハビリ・栄養等の部門記録まで、医療チームが記録するほぼすべての情報を、患者さんのスマートフォンで一体的に閲覧可能にしました。この取り組みが、日本全体の医療の質と安全性の向上の一助となることを願っています。

■ 本取り組みに関して

● NOBORI PHRサービスは2018年からの試用期間を経て2021年4月に正式リリースされ全国約200の医療機関・健診センターで利用される患者向け医療情報閲覧サービスです。本サービスを通して、患者さんが自身の医療情報にアクセスできる社会 “医療のジブンゴト化” を目指しています。

● 群馬大学病院の目指す患者参加型医療の理念と、PSPの目指す医療ジブンゴト化の理念が合致し、今回の群馬大学病院での本サービスのスタートが実現しました。本取り組みを通して、薬・検査結果・画像などの医療情報に加えて、医師が記載した診療記録に加え、看護記録・薬剤・リハビリ・栄養部門記録を含む、院内で発生するほぼすべての医療情報を患者さんのスマートフォンで閲覧可能なサービスを提供いたします。

● PSPとしては、群馬大学病院との取り組みを通して、電子カルテの内容を患者さんが自身のスマートフォンで閲覧することの意義を追求していきたいと考えています。群馬大学病院と継続的に連携し、患者さんの利用状況調査、アンケート調査を行い、医療情報に患者さんがアクセスできることによる、医療への参加意識の変化を把握し、患者参加型医療の推進を支援します。

■ 本サービスの特長

本サービスは、PSPのPHRアプリ「NOBORI」を基盤とし、群馬大学病院の電子カルテ情報を、患者視点で分かりやすく、かつ安全に提供するための拡張機能を共同開発したものです。医師、看護師、薬剤師に加え、リハビリ・放射線・検査・栄養などの多職種による記録を時系列で確認できます。これにより、患者さんは医療チームの一員として自身の診療経過をリアルタイムに把握でき、治療への主体的な参加が促されます。

■ 期待される効果

本サービスにより、患者さんが自身の治療プロセスを深く理解し、医療チームの一員として納得して治療に取り組む環境が整います。

診察の質の向上:患者さんが診察前に診療情報を振り返ることで、疑問点や伝えたいことが明確になり、限られた時間でも密度の高い対話が可能になります。

ご家族との情報共有:離れて暮らすご家族とも治療経過を詳細に共有できます。治療内容が「見える」ことで、不安軽減や療養支援につながります。

医療安全と信頼:患者さんと医療者が情報を共有し、相互に確認し合うことで、より安全で質の高い医療の実現につながります。

■ PSP株式会社について

PSPは、医用画像管理システム(PACS)の開発、販売を主力事業としています。全国に約2,500施設の顧客を有し、稼働施設数ベースでは国内の22%超のシェアを有しています。今後、市場におけるPACSシェアの拡大のみならず、病理、AI関連事業、一般利用者向けのPHRサービス、医療データ利活用事業等、新規サービスの展開を加速して参ります。

お問い合わせ先

PSP株式会社
新規事業開発本部 市場開発課
TEL:03-4346-3180
Mail:new-biz-dev_div@psp.co.jp